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2019.04.11

Hokkaido Maple & a cup of coffee

とけては白くなり、又とけては雪が降る…の繰り返しで、なかなか雪が減らない大滝です。

そんななか、わがやの風物詩の樹液集めが始まりました。
自生する広葉樹「イタヤカエデ」の樹液です。朝晩と日中との気温差の大きいこの時季だけ集めることが出来ます。木に負担がかかりすぎないように、毎年違う木を選びます。

集めた樹液はお鍋に移し、薪ストーブの上で煮詰めていきます。コトコト、コトコト、なんと1/40まで煮詰めたら、とろりとした、淡い琥珀色のシロップになるのです。

シロップは、トーストやパンケーキにつけたり、ヨーグルトに混ぜたり、アイスクリームを作るときに入れたり、生クリームを泡立てるときに入れたり♪ いつものアレが、格段においしくなります。

だけど、それだけではありません。シロップになる手前の、まださらさらの状態の時に、この樹液で淹れる珈琲や紅茶が絶品なのです。採ってきてすぐは、ほんのりの甘さ。少し煮詰めたら、じんわりの甘さ。これを飲んだら、お肌がつるつるになって、こころもま~るくなるような気がします。


珈琲豆は「東ティモールマウベシ珈琲」。気に入って、もう何年も飲んでいます。
産地は東ティモール。オーガニックの珈琲豆です。大粒でしかも丁寧に手選別されているので、変なえぐみや渋みがありません。
また、この珈琲が好きな理由がもうひとつ。美味しいほかにおまけがついています。
「フェアトレード」というおまけです。珈琲豆の生産は、貧しい地域が多いのが現状です。そんな生産者から安く買いたたくのではなく、ちゃんとした賃金を支払って、よいものを作ってもらうというのが、フェアトレード。日本からも、指導者が行ったり、販売店がツアーを組んで勉強に行ったりしています。
それでもこの品質で、このお値段はと~ってもリーズナブル。ぜひお試しくださいね。
おおきな木では、毎月10日に締め切って受注販売しています。次回は5/10締め切り。お届けは約2週間後になります。のんびりサイクルでゆったり珈琲を楽しみましょう。
お申し込みは、お問い合わせフォームからどうぞ。