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2021.07.27

水出し珈琲のおいしい淹れ方

今日も朝からセミが鳴いて、日差しはじりじりと熱く、北海道とは思えないほど気温が上がっています。
部屋の中は午後になったら熱気がたまって、とても仕込みどころではありません。午前中のまだ涼しい時間に、仕込みをやってしまわなければなりません。でも同時に畑の草取りと、ハウスの水やりも朝早くやっておきたいこと。いつもどちらを先にするか、頭を悩ませながらどちらかを選んでいます。

今日は先に仕込みをしてからハウスに行きました。外の蛇口をひねって水を出すと、出てきたのは…あっちっち!
なんと高温の「お湯」でした。太陽の熱でホースの中の水が温められたのです。何分も出し続けて、ようやく「水」になったところで水やりをしました。

部屋に戻ったら、カランコロンとグラスに氷を入れ、冷蔵庫に淹れておいた水出し珈琲を注ぎます。
おうちでいつでもに本格的な珈琲が飲めるというのはうれしいこと。
加える水の量で、ストレートで飲むのにちょうどよい濃さにも、氷やミルクをたっぷり入れても負けないエスプレッソのような濃い目の珈琲にもなります。

それでは、ここから香りのよいまろやかなおいしさが特徴の水出し珈琲のおいしい淹れ方をお教えします。

まず、適当な大きさのふた付きの容器か瓶を用意します。
そこに水を入れ、水出し珈琲のパックを1つポンと加えます。
ゆっくり容器/瓶を動かして、水が薄い茶色になったら準備OK。
常温で3~4時間(朝作ったらお昼頃)、冷蔵庫に8~10時間(夜、お休み前に作っておいたら翌朝)置いておくだけ。味見をして、お好みの濃さになったらパックを取り出します。絞ったりせず、ゆっくりと引き上げる感じで。

今回、よくある瓶で作ってみました。(満水時400ml程度入るもの)
私は濃い目が好きなので、水は少なめです。濃い目にしておけば、後からお水や氷、ミルクで調節できるのでおすすめです。
この瓶に、水350ml、パック1つで濃いコーヒーの出来上がり。*珈琲やパックに水を吸われるので、出来上がりは最初の水の量よりも少なくなります。でも、薄めて飲むので、実質、550~600ml分になります。
[ストレートコーヒー]濃いコーヒー 1:水1 または氷を多めに入れる。
[カフェカフェラテ風]濃いコーヒー 1:牛乳 2
これがとっても美味しくて、この夏の定番になっています。しかも、作るときに火を使わなくてよい。簡単にできる。3~4日冷蔵保存できる。というのもとっても嬉しいことだと思うんです。

そこに、おいしいお菓子があればもう言うことなし、ですね。おおきな木の手焼き菓子は、卵もバターもミルクも膨張剤も使っていませんので、ヘルシーながら珈琲にもピッタリなおいしさです。おいしい塩を使って塩味を効かせたものもあります。日持ちもしますので、ぜひお手元に置いておいてもらえたらうれしいです。
塩分やミネラルも適度に摂りつつ、この夏を楽しく健やかに過ごしましょう。

8月も水出し珈琲と焼き菓子のセットの販売を予定しています。インスタとfacebookでご案内しますので、お待ちくださいね。